カキツバタの収穫について

春と秋、花と葉の収穫の順序を変える。

花の収穫の様子。秋は花が少ないので、

花を収穫してから、それに合わせた葉を

収穫する。春は花が多いので、葉を収穫

してから、それに合わせた花を収穫する。

この作業は3つの生産地で同様に行わ

れている(写真は栃木県の例)。

葉の収穫の様子。葉は3枚以上の株を

選び、収穫する。これも各生産地で同様

(写真は栃木県の例)。

収穫の様子。圃場に水を張っているの

で、長靴と長い鎌で作業を行なっている

(写真は茨城県の例)。熊本県の生産地

では胸まである防水の作業服を使用し

ている。

その他 収穫について

 

●圃場で傷みがあるものは収穫せず、収穫したものは出荷できるもの、という基準で50本揃えている場合が多い。

●圃場の栽培年数により、葉の太さが変わる。そのため、最も適した葉がある圃場を選択し、収穫している。

調査ご協力の御礼

 

本マニュアルの作成にあたり、生産者の皆様、いけばな流派の先生方、卸売市場の皆様、生花店の皆様に多大なるご協力をいただきました。

今回、生産の状況等について生産者の皆様、卸売市場の皆様から情報公開をご快諾いただいた結果としてマニュアルを完成させることが出来ました。

ご協力ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


いけばなでのさまざまな花材の使い方、需要時期がわかる!

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