出荷について( 作業手順)1

 

千葉県の2つの生産地の出荷作業を紹介します。 

作業例1


①収穫後、作業場で水揚げ する。または水揚げすると 開 花が促 進されるため、 気 温 や 花 の 状 態 によって は、濡らした新聞紙に包 んで冷暗所で水をつけず に乾式で保管する。



②ハカマや葉に汚れがある ものは、布で拭いたり、水 で洗う。



③調整作業用の台、ハカマの長さの基準である 3cm を簡 単に確 認できる仕 様になっている。 ここに①のスイセンを並べる。


④作 業 台 の 右 から 左 へ スイセンを 長 い 順 に並べていく(今回は撮影のため、長さは 揃えずに作業をしていただいた)。


⑤ハカマの長さを測り、葉やハカマに傷が あるものなどは作業台の左端に避けて置 き、選んだ 10 本で束を作る。


⑥10 本の束をテープで留めたもの。


⑦出荷箱に新聞紙を敷く。


⑧詰めたスイセンが箱にぶつからないよう に、箱の端に新聞紙を丸めたクッション 材を置き、箱にスイセンの10 本束を10 束 詰める。


⑨箱に詰めた様子。スイセン10本束を5束 ずつ、2段に分けて花の頭が同じ向きに ならないように入れる。間には新聞紙を 敷いている。

調査ご協力の御礼

 

本マニュアルの作成にあたり、生産者の皆様、いけばな流派の先生方、卸売市場の皆様、生花店の皆様に多大なるご協力をいただきました。

今回、生産の状況等について生産者の皆様、卸売市場の皆様から情報公開をご快諾いただいた結果としてマニュアルを完成させることが出来ました。

ご協力ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


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