出荷調整作業について

ボケは品種や時期にもよるが収穫後には加温したハウス等でふかすことが多い。 収穫後はその準備作業が必要となる。

 

収穫してきたボケ。5~10 本ずつ束ねて 水あげを行う。 

 

ふかすための加温のハウスに 入れる準備ができたボケ。でき るだけ、水を切らさないように している。 

 

水があがってから、1本ずつ枝全体のボ リュームを小さくするために、枝をビニー ル 紐でまとめていく。枝をコンパクトに することで、持ち運びしやすいだけでな く、加温するときのスペースの効率化になる。 



害虫防除は  温室に入れる前に行う

 

収穫後、アブラムシがついている場合は 温室に入れる前に防除を行う。 


加温したハウスに入れて、25日程度ふかす

 

開花調整用の温室。 

 

温室内の温度は 15 ~ 25°C前後。 


 

加温している様子。赤い花が開花し始めている。開花のバランスが整ったら、出荷へ。 

開花しても花付きのバランスが悪いものは、一度花を摘み、温室の外に出す(寒さにあてることで、再度花芽が付く)。

写真のボケは、花が上部だけに付いていて、枝全体としては花のバランスが悪いので出荷せずに、残している。

調査ご協力の御礼

 

本マニュアルの作成にあたり、生産者の皆様、いけばな流派の先生方、卸売市場の皆様、生花店の皆様に多大なるご協力をいただきました。

今回、生産の状況等について生産者の皆様、卸売市場の皆様から情報公開をご快諾いただいた結果としてマニュアルを完成させることが出来ました。

ご協力ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


いけばなでのさまざまな花材の使い方、需要時期がわかる!

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