イブキの収穫について

イブキは収穫方法が2パターンある

収穫の 2 つのパターンについて

● 注文に対応し、顧客や市場が求める規格に合わせて、選別しながら収穫する。(主に特級を選  別する)

● 株の中で収穫可能なものはすべて収穫し、収穫後に作業場で規格分けを行う。

 

収穫には電動のハサミを用いて、株元から収穫する。


イブキの収穫後の処理について(作業例)

 

①水あげ

収穫後はすぐに水につけ る。真水で 30 分を目安に水あげする。

 

②長さの選別

 

枝 の 長 さ を 測 り 、1 2 0 c m 、110cm に分ける。茎の根元 30 cm は葉を取り除く。長さの計測は120cm、110cm、 30 c m の 目 印 が つ い た 棒( 写 真右)を使用して行う。

枝の選別と調整③

②の作業の後で、軽度の 曲がりの枝については、曲 がりを直す板を使用し、 まっすぐにする。圃場の時 点 で 曲 がりがひどいもの は収穫しない。

*写真上の○ のついた 枝 のようにひ どく 曲 がっているものは 選別時でも取り除く。

曲がりを直す板。枝の太さに合 わせて穴が空いている。圃場で 栽培中に曲がりのもの( 特に先 端 )を 調 整 す る と 、よ り 曲 が り が 強くなってしまう。収穫後に調整 する場合は、軽度であれば、曲 がりの修正が可能。


調査ご協力の御礼

 

本マニュアルの作成にあたり、生産者の皆様、いけばな流派の先生方、卸売市場の皆様、生花店の皆様に多大なるご協力をいただきました。

今回、生産の状況等について生産者の皆様、卸売市場の皆様から情報公開をご快諾いただいた結果としてマニュアルを完成させることが出来ました。

ご協力ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


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