イブキの各流派の求める規格

池坊

花型 立花

 使用時期

通年
使用本数 3本
枝のサイズ 60cm
枝ぶりなどの特徴 葉がしまっているものが望ましい
検定試験について クラス:華掌下附後  時期:通年
花展での使用について 特に決まりはない

小原流

花型は特に決まっていない

 使用の有無

決まった花型は無く、ほとんど使用しない 

ただし槇柏・柏槇は、花展においては文人調いけばなとしてよく使用される

草月流

花型は特に決まっていない

 そのほかポイント

使用するが頻度、花型は特に決まっていない

龍生派

花型 古典華(生花・立華)

 使用時期

少ないながら通年
使用本数 生花:7~8本  立華:2~3本
枝のサイズ 生花:70~80cm  立華:60~70cm
枝ぶりなどの特徴 葉が多く付いているもの
葉のサイズ 短く密集しているもの
検定試験について 生花:初級・上級  立華:役枝の一つとして使われる  時期:通年
花展での使用について 立華の一部として使われる

古流理恩会

花型 生花(本手生・中流生・受流生・流生・留流生)

 使用時期

1~12月
使用本数 5~9本(1把)
枝のサイズ 90cm以上
枝ぶりなどの特徴 枝分かれが少ないもの
葉のサイズ 枝葉の間隔が狭いもの
そのほかポイント 枝がある程度の太さ(10mm以上)で曲がりの少ないもの
検定試験について クラス:初級~中級  時期:決まっていない
花展での使用について 通年使用する

調査ご協力の御礼

 

本マニュアルの作成にあたり、生産者の皆様、いけばな流派の先生方、卸売市場の皆様、生花店の皆様に多大なるご協力をいただきました。

今回、生産の状況等について生産者の皆様、卸売市場の皆様から情報公開をご快諾いただいた結果としてマニュアルを完成させることが出来ました。

ご協力ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


いけばなでのさまざまな花材の使い方、需要時期がわかる!

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